プロポリスとブラジル

プロポリスとブラジル

「ユーカリ」と「アレクリン」は、ブラジル産プロポリスの起源植物として知られています。
ユーカリはハーブの一種で、ハーブというのは草を意味するラテン語ですが、ハーブという植物は存在しないそうです。つまり、薬用に使う草・調味料に使う草を総称してハーブと呼んでいるのです。
ローズマリー・ローズヒップ・ユーカリなどは一般的にハーブとして認識されていますが、中には、実だけをハーブという植物もあります。ハーブの特徴は「抗酸化力」が強いということと「免疫力」を高める力があるということです。


ブラジルのユーカリは、プロポリスを作るためにあったというわけではなく、ブラジルが高純度鉄鉱石の産地だったことが関係しています。製鉄するために石炭が必要なのですが、ブラジル国内には少ないため木炭を使ったのです。ユーカリは、この木炭を作るのに大量に植えられました。そのユーカリをミツバチがプロポリスの起源植物として使ったのです。

ブラジル産プロポリスの誤解

ブラジル産プロポリスのクオリティを左右するものとして、よく言われていることの1つに、熱帯雨林という環境があります。良質なプロポリスは、アマゾン河流域の高温多湿の劣悪な環境だからこそ採取できる、と言われています。
ところが、これが間違っているようなのです。
ブラジルでプロポリスの採取がさかんな地域は中部高原地帯でミナスジェライス州の付近なので、アマゾン河流域ではありません。


そして、私が実際に確認したわけではないのですが、アマゾンのジャングル地帯で【養蜂業は行われていない!】ということ。
したがってプロポリスも採れません。そもそも亜熱帯地域で重装備をして養蜂をするのは過酷なことです。その点、ミナスジェライス州周辺は乾燥した高原気候です。
劣悪な環境が殺菌力のある良質なプロポリスを作るという理論は正しいのですが、ブラジルの場合、アフリカ蜂化ミツバチ自体、元々プロポリスを多く集める種類だったのです。